海洋散骨編【第8話】

あれから二人で、たくさん考えました。

そして迎えた、海洋散骨の日。

お母さんと息子さんは、
一緒に海へ向かいます。

コンシェルジュ
「いってらっしゃいませ。」

息子
「親父……。」

母親
「そろそろ帰ろうかね。」

息子
「うん。」

お墓を残したい気持ちも、
海へ送りたい気持ちも、
どちらも家族を想う気持ちでした。

二人が選んだのは、
海洋散骨と、少し残す供養。

供養のかたちは、ひとつではありません。

海洋散骨編 おわり